エネルギー教育全国協議会
サイトマップ お問合せ
エネルギをー考える。
ホーム
組織について
シンポジウム
エネルギー関連施設見学会
参考教材
おすすめサイト
おすすめエネルギー授業
お問合せ
シンポジウム報告
シンポジウムインデックスへ戻る
概要
開催日
2005年7月3日(日曜日)
場所
大阪
時間
13時〜16時
会場
高津ガーデン
大阪市天王寺区東高津町7番11号
《交通》
近鉄上本町下車徒歩3分
地下鉄谷町線谷町6丁目下車徒歩5分
講師
山極 隆氏(玉川大学教授 元文部省初等中等教育局主任視学官)
内容
関西地区の小・中学校教師による特別模擬授業
参加人数
185名
参加条件
現職の教師であること

《日本教育新聞 2005年7月18日掲載》

エネルギー教育全国協議会 大阪で今年3回目のシンポ
未来担う子どもにエネルギーの正しい知識を

 学校教育におけるエネルギー教育の推進を目指すエネルギー教育全国協議会(向山洋一座長)では、「エネルギー教育シンポジウム」を全国各地で行っている。
 今月三日には大阪府内で、第五十三回目のシンポジウムを開催、二百人近くの教師が会場に訪れ、熱心に話を聞いた。
 シンポジウムではまず、同協議会座長の向山洋一氏が講演。世界のエネルギー事情について触れ、「世界には効率が悪く環境対策が不十分な発電所が多くあり、環境問題を深刻化させる可能性がある」とした上で、「日本はそれに対応できる世界最先端の発電技術を持っている。その技術が世界で活躍するのが理想。未来を担う子どもたちにエネルギーのこと、日本の技術のことをきちんと授業で教えてほしい」と訴えた。
 続いて山極隆・玉川大学学術研究所教授が登壇。事実と証拠に基づく教育の在り方について言及しながら「表面的な情報だけにとらわれず、本質をしっかり見定めた上で、科学的に根拠のある事実をもとにエネルギー問題に取り組んで欲しい」と述べた。
 また「すぐに役立つエネルギー教育の提案」として、模擬授業に五人の教師がチャレンジ。まず松藤司教諭が、平成十五年に発生したアメリカでの大停電をテーマにした授業を発表。停電の状況と原因が送電線にあったことを解説したのち、「もし日本でこれだけの大停電が起こったら」を考えさせる。
 現在の日本の電力供給体制は、アメリカと大きく異なり、停電が少ないことをデータで示して安心させつつ「しかし、今後日本でも進む『電力の自由化』によりコスト優先で送電線等への投資が減りアメリカと同じ状況になるかもしれない。今後、電気はどうなるか考えてみよう」と問いを投げかけて授業を終えた。
 また谷和樹教諭は、高速増殖炉「もんじゅ」をテーマに模擬授業。谷教諭は冒頭、受講者たちの中にも「もんじゅ」を詳しく知らない人が多いことを確認していく。そして「ほとんどの高校生は原子力発電の仕組みを説明できない」という調査結果を挙げながら、「もんじゅ」は、エネルギー政策上、非常に重要な研究として世界で注目されているにもかかわらず、きちんと教育が行われていない。新聞やテレビでも、肯定的な情報、否定的な情報が混在している。新聞やテレビでも、肯定的な情報、否定的な情報が混在している。未来を担う子どもたちに、正しく判断できるだけの知識を身に付けさせる授業が必要だ」と訴えた。
 このほかにも六つの授業が発表されたほか、発電所見学の報告や同協議会制作のエネルギー教育教材「エネルギー学習スキル」の紹介も行われた。

特別講演で登壇した向山洋一座長。エネルギー教育の必要性を訴えた。
特別講演で登壇した向山洋一座長。エネルギー教育の必要性を訴えた。

※著作権は日本教育新聞に帰属しますので、記事、画像等の無断転載はお断り致します。


シンポジウムインデックスへ戻る
Copyright © energy kyoiku zenkoku kyogikai.All rights reserved.
※当サイトに掲載しているPDF・記事・写真・図表な どの素材に関して、学校授業以外の無断転載・利 用を禁止します。